月夜にだけ許されること

朝のパン屋さん。 ツインテールの彼女は、焼きたての香りと一緒に、 少しだけ恥ずかしい秘密を抱えて働いている。 「ねぇ、焼きたて…どっちがいい？ パンのほう？ それとも……」 「朝からそんな顔して… まだ、‘はじまったばかり’なのに。」 「見たいなら言って？ ……言ったら、知らないよ？」 小麦粉の香り、エプロンのすき間、ふとした仕草で揺れるツインテ。… 続きを読む▶▶ 発売日 : 2025-11-1

放課後。 教室の隅でそっと寄り添う、そっくりな双子の彼女たち。 並んだ椅子、絡むまつげ、 メガネの奥で揺れる、隠しきれない視線。 普段は誰より清楚で、真面目で、完璧。 だけど── あなたの前だけ、心の奥がほどけてしまう。 同じ呼吸、重なる指先、 触れた瞬間、ふたりの頬が同時に赤く染まる。 静かな教室に落ちるのは、ページをめくる音と、 抑えきれない甘… 続きを読む▶▶ 発売日 : 2025-11-1

......階段でほどけた放課後。 階段に響く、静かな足音。 雨に濡れた制服が、光を吸って透き通る。 ふと見上げた瞬間、 胸の奥で何かがひっそりほどけていくーー。 近すぎず、でも目をそらせない距離。 滴る水と、揺れる布。 知られたくない‘透明な気配’が、そこにある。 濡れた午後の階段で、 こぼれた秘密をそっと覗いて。 ＃濡れ透け図鑑 ＃濡れ透け… 続きを読む▶▶ 発売日 : 2025-11-13収